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2013.03.27 23:56|いっしょにスキップ
前回までで書き記したスキップの幼少期9ヶ月は
自分でも呆れるほど遊びまくった(笑)楽しさ弾ける期間でした。

で、これから書き進めるスキップ1歳の12ヶ月は
深く反省したり、楽しく過ごしたり、いろんな事を悩み、考えながら過ごした日々でした。

今回の記事のほとんどは、スキップと私の苦い苦い思い出です。

スキップが経験した痛さや衝撃も、スキップの大切な歴史の1つだと思い、
お叱りを覚悟で、書き記す事にしました。

前回の記事からの続きです。前回の記事は左側カテゴリ欄からご覧頂くか、こちらでご覧頂けます。


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いっしょにスキップ 7  1999年1月 事故



1999_01_1.jpg

ス:「みなさま、ハッピーニューイヤ〜! 1999!」


おくつろぎモードで新年をスタートしたスキップくん。(笑)
前回の記事に出て来た写真と同じようなシチュエーションですが
全く別日のヘソ天です。
こころなし、クッションの破かれかたに拍車がかかっているような…(苦笑)

さてさて、新年早々お出かけした先は、スキップの兄弟ワンコ・ラックルくんち!


1999_01_2.jpg
左:スキップ、右:ラックルくん


この時も、くんずほぐれつ仲良しのおふたワン。


1999_01_3.jpg


飼い主もスキップも、おいしいごはんやデザートをたくさんいただきました。


1999_01_4.jpg

ス:「ウマウマなのだ〜!」
ラックルくん:「ぼくのおうちのおやつはおいしいんだよ!テヘッ


 


そして…忘れもしない1999年1月9日…
あの事故が起きてしまいました。

その頃、“オヤジ狩り” と称して、
若者が高齢者やホームレスの方を襲う事件が頻発していました。

凍えるような寒さの中、私たちが毎夜のように集まる公園では、
“オヤジ狩り” から身を守ろうとしたあるホームレスの方が、
木の上で眠りにつき、凍死してしまった…との事でした。

その夜、集まっていた飼い主の間でその事が話題に上り、
それが小さなきっかけとなって、
スキップと他2匹のワンコがグラウンドから公園の敷地外へと
飛び出して行ってしまったのです。

私は何となく嫌な予感がしており、一人遠巻きに見ていたため、
スキップたちが駆け出して行ってしまった方向と
そこにいた飼い主さんたちが追いかけて行った方向がちょっと違っているように思え、
一人で他の飼い主さんたちとは違う方向へと探しに行きました。

でも私の向かった先にあるのは交通量の多い4車線の大きな道路。

“どうか、私のカンがハズレていますように…” と祈るような気持ちで走り続け、
あともう少しでその大通りに到達しようとしていた時、
“ドスンッ!” という柔らかいものと固いものがぶつかったような
大きな鈍い音が聞こえました。

“あぁ…どうか、どうか、違いますように…”

背筋が凍るような思いで大通りにたどり着くと、
手前の歩道に、駆け出して行ったうちの1匹がいました。

やっぱりこっちだったか…

大きくなる不安を抱えながら、そのコを確保。

震える気持ちで車道を見渡しましたが、なにもありません。

「スキップ! スキップ! スキップ! スキップ!」
と大声で叫び続けていると、自転車で通りがかったおばさんが、
「今、犬と車がぶつかったわよっ! トラックの下に巻き込まれてた!」
と教えてくれました。

血の気が引く私。。。

トラックの下に巻き込まれてた………

なぜか「絶対スキップだ…」と思いました。

でもいくら目を凝らしてみても道路上にはなにもありません。

「犬がどっちに行ったか判りますか?!」と聞くと
「あの辺りの植え込みに…」とおばさんが指差したビルの前の植え込みに視線を移すと、
暗がりからフラフラッ…と出てくる物体が。。。

それはまぎれもなくスキップでした。

「スキップ!」と叫びながら駆け寄り、顔を見ると、
顔の左側に血が流れ出ていました。
凍りつきそうになる自分に「しっかりしろっ!」と言い聞かせて、
ほかに出血箇所がないかざっと見渡していると、
別方向で探していた飼い主さんたちが集まって来てくれました。

残りもう1匹は、道のむこう側にいて無傷である事を確認して、
スキップを一番近くの動物病院へ搬送。

幸いまだ先生も看護士さんもいてくださったので、緊急の検査・手術となりました。

自宅で待機しているように、と言われ、帰宅。

どうしよう… スキップが死んじゃったらどうしよう…
どうしよう… どうしよう… どうしよう… どうしよう…
どうしよう… どうしよう… どうしよう… どうしよう…
どうしよう… どうしよう… どうしよう… どうしよう…
どうしよう… どうしよう… どうしよう… どうしよう…

思考停止状態で、なににも手が着かないまま、時間だけが過ぎていきました。

そして夜11時過ぎだったと思います。
病院から、諸々の検査と手術が終わった、と報告の電話がありました。

検査の結果に異常は見られず、骨も折れてないようだ、との事で、
体中から力が抜けました。

顔の出血は、目の下ギリギリのところが2〜3センチ切れていたそうで、
そこから出血していたので縫合した、との事。


1999_01_5.jpg


ひとまずやれることはやったけれど
事故の後だから、どんな不具合がいつ起こるか判らない。
内蔵の状態が急激に悪化する場合もあり、
それが命の危機となったり、排泄などの障害として残ることもある。
今晩がヤマなので、今夜はこのまま入院させて様子を見させてもらいたい。

との事でした。

眠れない一夜が明け、翌日、病院へ行ってみると、
スキップは病室(?)の一番奥の壁にヘバリ着いていました。

「スキップ!」と呼ぶと、フラッと、でも飛びつくように出てきたスキップ。

先生に「おいおい、さっきまでとえらい違いだな…」と苦笑されました。

後日うかがった事ですが、スキップの体中が事故直後の興奮状態だったため
全身麻酔のリスクを避け、鎮静剤のみで目の下の縫合をしたとの事。
そりゃ、先生の事、嫌いになるに決まってるわ…と思う飼い主でした。

朝の検査でも異常がなかったので、
スキップの状態に細心の注意を払うよう申し送られた上で
その日の退院となりました。

ホッとはしましたが、ぶつけどころのない怒りと後悔が
私の心と体を支配していました。
もっと正直にいえば、恨みがましい気持ちも当時はありました。

でもどうしてこんな事態が起こってしまったのか…
落ち込んだり、悲しんだり、苦しんだりしながら
少しずつ心を整理し、考えていくと、
それは私の責任でもあった事が理解できるようになってきました。

あの時、私は、事前に嫌な予感がしていたのです。
という事は、予測ができていた…という事。
飼い主の行動が犬たちを危険な状態に導いてしまうかもしれない、という予測です。

だったら、一言、ほかの飼い主さんたちに、そう言えば良かった…
言えないのなら、犬たちを呼び戻し、グラウンドから出ないよう、
みんなを確保していれば良かった…

そうするべきだった…
そうするべきだったのに…
でも、どちらもしなかった。
なにもせずに、ただ傍観してしまった。

それは、自分の周りの人に嫌な印象を与えたくないという私の弱さ。
そして、私の油断と怠慢。

これは私が背負っていかなくてはいけない十字架だ…と
気持ちの整理ができるまでには、かなりな時間がかかりました。

その後、スキップの体調は順調に回復し、後遺症もなく、
翌月には旅行に出れるほど元気になりましたが、
でもそれは紙一重の事だったと思います。

スキップはあの時、命を落としていても不思議ではありませんでした。
もしかしたら、トラックが横転し、運転をなさっていた方の人命にも関わるような
大惨事になっていた可能性だってありました。
後悔してもしきれない事になるギリギリのところだったと思います。

ノーリードで遊ばせていた事自体ももっと反省すべきところだと思います。

この事故後、私はかなり神経質な飼い主になったと思います。
事故だけでなく、いろんなシチュエーションで
スキップが危ない目に遭わないよう必死でした。

でもその一方で、犬を思いっきり走らせたり遊ばせたりさせてあげたい、と
思う気持ちもまた正直なところでした。

その後、スキップは伸縮リードをのばしきった状態で固定して遊んだり、
危険がなさそうだと判断したときはちょっとだけノーリードにしてみたり、
そうこうしているうちにスキップが大人になり、
お友達と絡んで遊ぶ事も、激走しながら遊ぶ事もなくなったり、で
このような事は二度とありませんでしたが
外にいる間は決して油断してはいけないのだと心に刻まれた
苦い苦い思い出です。



テーマ:犬のいる生活
ジャンル:ペット

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プロフィール

スキップママ

Author:スキップママ
愛犬 しん & スキップ と
穏やかに暮らしたいと願う
ズボラなオッチョコチョイ人間

スキップ(1997.12.24〜2013.3.1)
2011.3.2に
癌(悪性末梢神経鞘腫瘍)の
摘出手術から無事生還!
後ろ足が不自由になり
おむつ生活が始まっちゃったけど
病気との上手なつきあい方を
模索しながら
前を向いて生きました。

しん(2014.8.1〜)
只今5ヶ月のおこちゃま。
おしっこ&甘噛み大魔王!(笑)
毎日を楽しく過ごす事が目標!

一人と一匹 & 心の中のもう一匹と
支えあって
明るく楽しくゆっくりと過ごす
毎日です。

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